人生はワンツーパンチ汗かきべそかき歩きません
前回の続き…
ってな事でなんとか卒業できました。
確かに卒業するには単位とか出席日数が足りなかったので補講や補習で補う訳ですね。
こんな調子で卒業する訳ですから次は美容室に就職しないといけなくなる訳ですよ。
今までずっと床屋で髪切ってたのにですよ。
それがよりにもよって美容室だなんて!!
これがまた嫌でしたね。
先生「美容室って探してるの?」
わたし「あっ…まぁ…ってか大丈夫だからっ!」
先生「そう…探さないとダメだからね!あ…ほらっ?○○さんのお姉さんがお店やってるから、そっちに行ってみたらどう?」
わたし「えっ!?…まぁ…そうだね…ってか○○さんって誰?」
先生「えっ!?同じクラスの○○さん知らないの??」
わたし「う………うむ」
っという感じでしたね。
そんで先生の紹介も兼ねてそこに就職する事になりましたが、やはりダメなのであります。
兎に角、仕事がしたくない。
ってか元々、人見知りなのに人と会話をしないといけないと。
その日会った知らない人とですよ!
店長「いやね、会話しないとダメでしょ。なんでも良いのよ、天気とかでもいいし、まず話してごらんよ!」
わたし「……は…はいん……」
わたし「…キ……キョウハテンキガ…ヨイデスネ」
お客様「そうですねー!」
わたし「………」
お客様「………」
わたし「………」
わたし「……………」
(だから言ったんだよぉぉ!!天気の話を振っても俺の場合は1ターンで終わりなのっっ!!!つぎのターンでわたしは「勇者はアストロンを唱えた。」ってなっちゃうの!固まっちゃうの!攻撃もできないから!もう動かないの!)
そんなんだから思うのですよ。
ダメだ!!!!
わたしにはこんな仕事やってられない!
そうだ。辞めちゃえばいいんだ!
まだ国家試験に合格してもないし、こんな毎日立ちっぱでご飯もろくに食べれないし夜とか練習しないといけないし…
だな!!!!!
2回目の国家試験の時に落ちて辞める言い訳しちゃえばいいんだ!
(1回目の国家試験の時は前日、朝方まで飲んで試験会場の近くで試験が終わるまで車で寝てました)
国家試験は実地試験と学科試験がありますて、実地の方はパーマ巻いたり、ヌルヌルのローションでなんかベタベタのスタイル作ってみたり。
学科は特に覚えてないですww
実地はそんな練習しなくても学校の時に補講と補習でやってたから良いとして、学科がねぇ。
学科がいかんせんできないのです。
だって、嫌いだし。
元々、勉強したくないから美容学校行ったのにそこでは勉強しないといけないでしょ?
だから、学科の勉強は試験前日の30分ぐらいで終わりました。
そもそも落ちる為に試験に臨む訳なので勉強や練習はしなくても良いわけで……
それでも、意地と言いますか、プライドと言いますか、
「漢は負けると分かっていてもやらなきゃいけない時」があるのですよ。
そんなこんなでいざ国家試験へ!!
数カ月後・・・
あっ!?やべぇ…受かっちゃたww
そして伝説へ・・・